> シャロースイング
大流行の「シャロースイング」を解説します!
シャロースイングってどういうスイング?
入射角やトップからのスイングプレーンを鈍角にすることです。具体的にはトップからダウンスイングにかけての体重移動時にクラブヘッドを後ろに倒すアクションのことです。
鋭角なスイング
鈍角なスイング
鋭角なスイング
鈍角なスイング
そもそもなぜ注目されているの?
近年、精密な弾道計測機器(トラックマンやフライトスコープなど)が開発されたことにより、シャローに振った方が飛距離や方向性が格段にアップすることが科学的に証明できるようになったためと言われています。現在ではPGAツアーのプロ達をはじめ、海外の多くのティーチングプロがシャロースイングを取り入れるようになりました。
シャロースイングのメリットってなに?
シャロースイングには大きく3つのメリットがあります。一つ目は、クラブヘッドがトップからインパクトにかける時間が鋭角な軌道より長くなり、加速させる時間が十分に出せるためヘッドスピードが上がります。二つ目は正しい角度でボールにヒットするので押しつぶすような感覚でヒットし、重いボールが出るようになります。そして3つ目はボディーターンを使ってインパクトでクラブフェースをスクェアに出来るのでブレが少なくなり、方向性が向上します。
シャロースイングを取り入れているプロ
考案者はGeorge Gankus氏
考案して世に広めたのは最近雑誌やメディアなどでよく取り上げられているGeorge Gankus氏、通称GGです。シャローイングを実践するために必要なピボット、地面反力、ハンドパス、クラブフェースのコントロールについて徹底した理論を確立し、Youtubeやソーシャルメディアなどで数多くの支持者を得ているカリスマインストラクターです。また、ジュニアのコーチとしても有名で、今現在USジュニアゴルフ界のトップで活躍するジュニアゴルファーはほとんど彼の教え子たちなのだそう。ご興味のある方は彼のYoutube公式チャンネルなどをのぞいてみてください。
シャロースイングを実践しているツアープロ
現在では多くのトッププロがシャロースイングを実践していますが、中でもプレショットルーティンに取り入れているプロの映像はこちら。
Adam Scott
Alex Noren
実は昔からあったスイング方
シャロースイングは新しい理論だと思われがちですが、アメリカではかつてのボビー・ジョーンズがそうであったように昔からあったスイング方です。シャローイングを意識せずとも、もともとシャローにスイングをする現代のプロの代表格といえばガルシアやミケルソンではないでしょうか。
Sergio Garcia
Phil Mickelson
シャロースイング解説
シャロースイングのステップドリル