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ゴルフレッスン12:9種類のボール弾道

9種類のボール弾道

ゴルフではスイング軌道とインパクト時のフェースの向きによって9種類のボール弾道(球筋)が生まれます。ここでは9種類の弾道がどの組み合わせで生まれるかを説明しています。

インサイドインの軌道

ストレートは軌道がインサイドインで、インパクト時にフェースがスクェアに当たります。
ドローは軌道がインサイドアウトで、インパクト時にフェースがクラブ軌道に対してややクローズドに当たります。
プッシュフックは軌道がインサイドアウトで、インパクト時にフェースがクラブ軌道に対してクローズドに当たります。
プッシュは軌道がインサイドアウトで、インパクト時にフェースがクラブ軌道に対してスクェアに当たります。
プッシュスライスは軌道がインサイドアウトで、インパクト時にフェースがクラブ軌道に対してオープンに当たります。
ミスショットになる時
インサイドアウトの軌道ではダフリ、トップ、スライス、フックといったミスショットが出る時があります。動画の中ではこれらのミスショットが出る原因と、注意点を解説しています。
フェードは軌道がアウトサイドインで、インパクト時にフェースがクラブ軌道に対してややオープンに当たります。
プルフックは軌道がアウトサイドインで、インパクト時にフェースがクラブ軌道に対してクローズドに当たります。
プルは軌道がアウトサイドインで、インパクト時にフェースがクラブ軌道に対してスクェアに当たります。
プルスライスは軌道がアウトサイドインで、インパクト時にフェースがクラブ軌道に対してオープンに当たります。
ミスショットになる時
アウトサイドインの軌道ではテンプラ、球が上がらない、左へ引っ掛けて低いボール、スライスといったミスショットが出やすくなります。動画の中ではこれらのミスショットが出る原因と、注意点を解説しています。

同じ軌道でもスライスの種類が変わる

同じアウトサイドインの軌道でも、フェースの向きによってはスライスになることがあります。ここではフェース面が「何度」開くことでどのような弾道が出るかを更に詳しく説明します。 ※計測機器「トラックマン」による
ターゲットラインに対してフェースが2度閉じた状態(クラブ軌道のラインに対しては2度開いている)でインパクトするので、目標よりも2度左に打ち出され、わずかに右に曲がります。
フェースが開いたイ状態でインパクトすると、目標よりも右に出てかなり大きく右に曲がるスライスになります。
フェースがスクェアな状態でインパクトするので、まっすぐ打ち出されるが、右に大きく曲がります。
軌道に対してフェースの開きが大きいので、フェードよりも曲がりの大きな球になります。
※フックはこの図を逆にします。
Dプレーンとは
DプレーンのDはDescribeを表し、スイング軌道とインパウト時のフェースの向きが作る平面のことです。近年、インパクトと弾道の関係性を正しく理解するための新たな理論として注目されています。